日々考えている事、ドラマや映画の感想、読んだ本の紹介、自分のための覚え書きなんかをだらだらと・・・
試合前から評価されていた通り、亀田大毅vs内藤大助の試合は、内藤が勝利しました。
試合を見た人も見ていない人も既に知っている通り、試合の内容はそれはひどいものでした。
亀田ファミリーは見ていて気分が悪いし、嫌いですが、さすがにこの試合を見ていたら亀田の次男が哀れに思えてきました。
聞けばこの次男坊、元々あまりボクシングが好きじゃなく、絵を描くことが好きだそうで、親父や兄弟に無理やりやらされている感が滲みでていました。
最近は完全にヒール役を演じてきましたが、その一方で本当の自分とのギャップや面白がって持ち上げるメディアに対してどのように思っていたのでしょうか?
昨日の試合の特に終盤の荒れ方は、世間やメディアに対して言葉にできない反抗を表していたのかなと。
薄汚い大人の事情のために、自分が消費されていく悲しみをどこか感じていたんじゃないかなと。
もちろん、勝手な想像ではありますが。
亀田ファミリーという狭い世界の中で、世の中の常識から取り残されて、ヒールを演じさせられて、大口を叩かされて、いちばん違和感を感じているのは本人達なのではないのでしょうか?
世界戦のリングを汚した事は決して許される事ではありませんし、ヒール役は演じてただけだったとしてもやはり今更何も変わらないと思います。
少なくとも、亀田大毅はこれを機に引退してしまうのが、本人のためにも、ボクシング界のためにもいいのではないでしょうか。
もちろん、薄汚い大人がそれを許してはくれないかもしれませんが・・・
なんにせよ、亀田大毅が負けてほっとしているのは、案外、亀田大毅自身かもしれません。
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