日々考えている事、ドラマや映画の感想、読んだ本の紹介、自分のための覚え書きなんかをだらだらと・・・
今週の「SPA!」に興味深い記事が載っていた。
『「年金破綻説」は誤りだった!』という記事。
社会保障国民会議に委員として参加している細野真宏さんと、慶應義塾大学の教授である権丈善一のお二方が、メディアなどで報道されている情報には誤りが多いことを指摘している。
■『未納者が増えると年金は破綻する』という嘘
⇒未納者は受給資格がないため、未納者が増えても年金財政には影響なし。
■『負担ばかり増えて将来もらえる金額はごくわずか』という嘘
⇒国庫負担分があるので、最低でも負担額の1.7倍の給付額となる。
■『未納者4割』という嘘
⇒未納者4割というのは、自営業など第1号の加入者だけの数値。
■『全額税方式』の真相
⇒会社負担をなくしたいという経済界の思惑。結局、増税で負担増。
ところで、15年前に最初に勤めた小さな会社では、「いずれ年金は破綻するので、個人年金に入っておきなさい」と言われたが、どうやらそれも危ういらしい。
公的年金では物価にあわせて支給額が増えるが、個人年金では物価と関係ないので、結果的に損をすることになる。
けど、そこまで考慮してなかったんだろうな。
そんなことを言っていた彼らは、当然のように公的年金は一切払わずにいたようだが、彼らの将来は大丈夫なんだろうか。
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